2012年3月28日水曜日

ワンワールド世界一周チケットのトラブル その後

先日書いたワンワールド・エクスプローラーのトラブルについて、JALに電話で聞いてみたところ親切にちゃんと確認しながら答えてくれました。

もうなんか、チリにいるとお客さんと戦っているような店員・係員しか見かけないのですが(大袈裟です)、JALの人は優しい口調でしかしはっきり、そしてちゃんと対応してくれて、それだけで気持ちが絆され癒されてしまいました。


トラブルというのは、ワンワールドエクスプローラー・ビジネスクラス・幼児料金チケットを持ってLAN航空の便にチェックインしようとしたら、
LANに拒否されたというもの。(エコノミークラスへの搭乗は「許可」されました。)


LANではビジネスクラスの幼児料金を取り扱っていないが、ワンワールド運賃では買える、という不備のために起きた今回の問題について、
・LANとして今回の対応は正常なのか、
・ワンワールドとしてこのようなトラブルについてどのように対応しているのか、
・ついでに言うとJALではコードシェアのJAL便名でLANのビジネスクラス・幼児料金を買えるはずだが、
ということを聞いてみたのですが、しっかりLANやワンワールド対応係に確認してくれました。

まずLANの回答としては、
LANではビジネスクラスを利用する場合、幼児もすべて大人料金で座席を購入してもらっている。
 (ちなみに子供料金(75%)もありません。ワンワールド運賃の子供料金で乗れるかどうかは不明。)
・ワンワールド運賃などでビジネスクラスチケットを購入したとしても、エコノミーに振り替えている。
・すなわち、チェックインカウンター係員の対応は間違っていない。
とのこと。

これはまあ、自社で発券しているにもかかわらず乗せませんという対応への答えにはなっていないと思うのですが、とにかく発券したものが悪いのであって搭乗拒否の対応は正しかった、ということです。

それでは航空連合として共通運賃を売りだしているワンワールドとしてどのような対応を取っているか、についての答えは、
(ワンワールドエクスプローラーの発券規定にはなんらLANの制限については記載がありませんし、だからこそ正規に発券ができていました。)
・ワンワールドとして共通運賃は企画しているが、販売は加盟航空会社それぞれに任されている。
・ワンワールドとしてまとめてトラブル解決に当たる組織はない。
というものでした。
けんもほろろ、です。

で、最後についでながら聞いてみたJALとしての対応は、
・JALがコードシェアやワンワールド運賃でLANの便を取り扱う場合、ビジネスクラスは幼児料金では乗ることができません、とちゃんと表示される。
・残念ながら他社で発券されたチケットにおけるトラブルについては力添えできないので、代理店とLANと交渉をするしかない。
とのこと。
まぁ、それはそうですよね、ということで、ああ、JALで発券すれば良かったとすごく後悔しています。
なお、JALのホームページで南米行きビジネスクラスを買おうとすると、LANコードシェア便も幼児料金で少なくとも予約までは進むことができます。どの時点で警告が出るのかは不明です。
あるいは「コードシェア便は運航会社の約款に従う必要があります」との表示のことを言っていたのかもしれません。)

以上まとめると、
・LAN航空は自社で発券されたチケットでも胸を張って搭乗拒否します。
・ワンワールドはワンワールド運賃について一切責任を持ちません。
・JALとしては自社で販売したわけでもないチケットについて、いくらワンワールドアライアンスメンバー、JALですと言ったって責任持てません。
・とにかく、悪いのは代理店(三谷トラベル)と、LANの発券担当のどっちかです。

ということでした。

電話切った時にはとっても癒された気分だったのに、こうしてまとめて見ると軽くいなされただけだったように思えてしまう…
電話のお姉さんはともかく、その先にいる上司なんかは「機嫌損ねないように適当にいなしちゃってよ」みたいな雰囲気だったのかなぁ…

というわけで、結局何も進展なしとなりました。

その後無事解決することが出来ました。

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