2012年10月18日木曜日

Vina Indomita ワイナリー インドミタ


アタカマ旅行のあと、チリと言えばワイナリーだろう!!ということで行ったワイナリー見学。
行った先はCasablancaのVina Indomita。丘の上に立つお城のような風情が目を引くワイナリーです。


ワイナリーツアーでは、斜面のブドウ畑でまずはワイナリーの歴史と特徴を説明。
その後醸造タンクを見ながら発酵プロセスの照会。

そのあと上位クラスのワインを寝かせるオーク樽を見て、試飲。

このワイナリーはチリの中でも比較的新しく、また小規模で、そのワインもあまりチリ国内で見かけません。
が、ワインはとても飲みやすく美味しいです。(軽い、と思うのでワイン通な方がどう思うのかわかりませんが…)


以下レストランで食べたもの…
ワイナリーレストラン全般ですが、一品一品がチリの標準に比べて少なめで、前菜・メイン・デザートと頼んでも割と苦なく食べ切れるのではないか、という量で出てきます。ここのレストランも量、味ともに非常に良く。
そしてIndomitaは料理も割と安め、さらにワインは店頭価格と同じで出してくれるので、お得感はすごいです。

前菜に頼んだセビーチェ(左) とオニオンクリームスープ(右) 。

牛オソブコ(脊椎周りの肉)赤ワイン(Pinot Noir)煮(左) と、コルビーナのキノコ添え(右) 。オソブコは髄が美味しい。

チリ南部、パタゴニア地方の名物子羊肉に、伝統料理のHumita(トウモロコシをつぶして蒸したもの)を少しアレンジしたもの。
羊料理なので得手不得手あると思いますが、臭みはそんなにありません。

アーモンドクッキー&イチゴ&チョコレート(左) にManjarを使ったアイスにムース(右) 。

リンゴ&リンゴ&リンゴ(左) とパッションフルーツのムースにアイス(右) 。

2012年10月17日水曜日

サンティアゴのホテル Hotel Garelia

ホテル ガレリアに泊まりました。
レストランでしか写真を撮らなかったので外観はリンク先で見て欲しいのですが、ホテル入り口や屋外プールにモアイ像を置いていたり、レストラン前にチリの伝統工芸や土器みたいなのを置いていたり、ものすごく変わった雰囲気のホテル。
ただ、部屋自体はいたって普通、サービスも普通のホテルです。
レストランはちょっとお洒落にしたチリ料理。
値段もちょっと高め、かな。

サーモンとレイネタのセビーチェに、
シーザーサラダ。
カスエラとラビオリ。
コルビーナをリゾットに乗せたもの。イカのソテーも乗ってます。
朝ご飯もチリの食べ物がいろいろ。
マンハールもドゥルセ デ メンブリージョも置いてありました。
滞在期間が長くないチリ旅行で、とりあえずばっっとチリを見ようとするには良いホテル。
場所もセントロに近くて、カテドラルや中央市場が徒歩圏内です。

アタカマの観光


カラマの空港、Aeropuerto El Loaは砂漠の中にポツンとあります。
ここがアタカマ観光の出発点。ここからアタカマの町までおよそ1時間半。
カラマの空港もアタカマの町も標高2,400m程度ですので高山病の心配はあまりありませんが、途中3,300mの高所を通ります。
なお、空港にはレンタカーやホテルの案内所、小さなカフェやお土産屋さんがある程度。



着いたその日は月の谷(valle de la luna)と死の谷(valle del muerte)の観光と、夕日鑑賞。
月の谷がうっすら白いのは、2月に降った大雨で地表の砂が流されて、塩の大地が顔を出しているからだそう。
また徐々に風で運ばれた砂が堆積して、茶色い砂漠になっていくのだとか。



2日目は朝少しのんびりめ(9:30)に出発して、まずはアタカマ塩湖へ。
ガッチガチの塩の大地にところどころある大きな大きな水たまりの一つが、Laguna Chaxa。
2種類のフラミンゴのほか、いろいろな野鳥が生息していて、遠浅の湖面にアンデスの山々がものすごくよく映えます。 若干硫黄臭い。

Laguna Chaxaをのんびりのんびり堪能した後、Lagunas Altiplanicasへ。
標高4,200mというこの場所に、途中Socaireで少し慣らしてから来るのかと思ったらそんなこともなく。
あれよあれよという間に気が付いたら4,000m超えでした。
それでも2歳児も少しダルそうだったものの元気、妊婦も元気で、この旅行最難関は拍子抜けするほど無事に越せました。

どこまでもどこまでも突き抜けるような青い空の下、真っ青に映るMiscantiと緑青に映るMiniquesももともとは一つの湖だったとのこと。
この日は残念ながらほとんど動物の姿は見られませんでしたが、グアナコやらフラミンゴやらのコロニーでもあるようです。

Altiplanicoを後にして、ようやくお昼にありつけたのは3時過ぎ。
のんびり自分たちのペースで観光できるのはプライベートツアーの良いところですが、タイムキーパーがいなくてどんどん予定が遅れていくのが困るところ。

お昼はSocaireの小さな食堂にて。いかにもチリの昼食なPollo asado con arroz、ジャガイモと野菜もちょこっと。そしてこの地域の特色としてキノアも。
予定が遅れに遅れてしまっていたため、Toconaoの村はちょこっと覗く程度。
木化したサボテンを使った建築など、独特な文化のある村です。


3日目は早起きして世界最高所の間欠泉、Geysers del Tatioのツアーに参加、ですが、体調を考慮して子供と一緒にお留守番。
参加した人たちによれば、バスで向かう道中は真っ暗な悪路で大変だったようですが、風景はなかなかの絶景だったようでした。
そんなこんなで二泊三日のアタカマ旅行は終了です。

アタカマのツアー会社

San Pedro de Atacamaにはツアー会社がたくさんあります。

今回メインで使った会社はAndestraveller(アンデストラベラー)という会社。
社長がアルゼンチン人で、アタカマのツアーやアタカマからアルゼンチンのサルタやフフイに抜けるツアーなどをやっています。

ここを選んだ理由は、プライベートツアーが断然安かったから。
小さな子供と妊婦を含むグループだったため、様子を見ながら自由に行き先を調整できるプライベートツアーを探したのですが、値段はここがダントツに安かったです。
1日ツアーが220,000ペソ/グループ、半日が120,000ペソ/グループでした。(国立公園入場料等含まず)
ついでにカラマの空港からアタカマまでの移動は15,000ペソ/人。

移動は全て4列シート、11人乗りのヒュンダイH1にて。
5人くらいだったらヒュンダイのSUV、サンタフェだったはず。

アタカマのツアーは運転手さんとガイドさんの二人での案内。
運転手さん、Andesの先住民の血を引いていて、琉球空手を習っているとのことで、先住民文化や精霊崇拝、アジア文化にも詳しくてアタカマの観光以外のところでも結構楽しませてくれました。

月の谷で夕日を見ながらカクテルで乾杯!!といった優雅なサービスはありませんが、チャイルドシートも準備してくれていたり、運転も穏やかだったり、小さな子供を連れていくには非常に良い会社でした。
運転手さん
ガイドさん

今回はもう一社、CORVATSCHと言う会社も使用しました。
こちらは子供、妊婦が同行をあきらめたGeycers del Tatioへのツアーに参加。
15人以上乗りの中型バスでの移動で、あまり快適ではありませんが今回調べた中ではここが一番安かったです。
Geysers del Tatio 15,000ペソ/人、Valle del Luna 8,000ペソ/人、Lagunas Alitiplanicas 24,000ペソ/人など。
料金は予約時の完全前払い、チリ国内銀行からの振り込みかカード支払い同意書を使ったカード払いか。
なおこちらのCORVATSCHはホテル、ホステルも経営しています。


その他コンタクトを取ったものの利用しなかったツアー会社は、、、
Hotel Altiplanicoのツアー込みの宿泊パック
泊まったホテルがツアー込みのパック料金も持っていましたが、二泊三日の場合団体型で約290ドル/人、プライベート型で700ドル/人程度が部屋代に追加となるため、高くて断念。

Casa Solcorのツアー。
Casa Solcorというホテルですが、ツアーもやっているようでプライベートツアーを問い合わせてみましたが、一人300ドル/日とかなり高額だったためやはり断念。6人3日で5,400ドルって… 参加人数関係なく一人300ドルなのだろうか?
Valle del Luna近くで夕日を見ながらカクテルとか、内容もちょっと豪華だったのですが、値段が高すぎました。 値切ったら200ドル/人・日では落としてくれましたが、同時にツアー内容まで落とされてしまいました(それでもまだ高い)。

Cosmo Andinoというツアー会社はたぶんCorvatschと同じような感じですが、値段は高め。
Geysers del Tatio 30,000ペソ/人、Valle del Luna 12,000ペソ/人、Lagunas Alitiplanicas 40,000ペソ/人など。

アタカマのホテル Hotel Altiplanico San Pedro de Atacama


San Pedro de Atacamaで泊まったホテル、Hotal Altiplanico。
このホテル アルティプラニコはチリ国内で4ホテル持つホテルチェーンで、アタカマの他にイースター島、パタゴニアのPuerto Natales、サンティアゴ郊外のCajon del Maipoにあるようです。
高級ホテルではないけれど、それぞれの土地の雰囲気を感じさせる&清潔感のあるホテル、といった感じで、アタカマのホテルも日干し煉瓦のアドベを使っています。
街の中心からちょっと外れた場所(徒歩10分弱)にあって、ちょっと不便だけど夜はとても静かでまた星がすごくきれいに見えます。


入口は石を積み重ねた壁に葦のような植物で作った扉。
中に入るとまさに砂漠のオアシスで、多くの緑が植えられていて、プールもあってリゾートホテル気分も味わえます。もっとも観光に忙しくてプールで遊ぶ時間などほとんどありませんが…


今回大人6人幼児1人旅だったので、5人まで泊まれるファミリールームと、シングルルーム(ダブルルームの一人利用)で予約。
ファミリールームはツインとダブルが一部屋ずつに、バストイレが一つ。シングルルームはダブル一部屋にバストイレでした。
夏本番になる前でしたが日差しはとても強く、この小さな窓から入る光だけでも十分な明るさ。涼しい快適な部屋でした。


お風呂はシャワーのみ。シャンプー、リンス、ボディクリームは大きなボトルが備え付け。
トイレが排水の関係で紙を便器に流せないのはチリの地方では一般的。

朝ごはんはレストランにて、パンにハム、チーズ、ヨーグルトにケーキ類。
ジュースが100%ジュースじゃなかったりと朝ごはんはちょっと残念な内容。
タティオ間欠泉ツアーで早朝出発の場合、事前に言っておけば袋に入れて準備しておいてくれます。


アタカマには1泊300ドルを超える高級ホテルもたくさんあって、100ドル以下の安めの宿もたくさんあるわけですが、ここは中の上くらいでしょうか。結構大きなホテルで20部屋ちょっとあるようです。
エクスペディア等の予約サイトでも予約できるようですが、今回は直接ホテルに予約しました。
事前に半額デポジットが必要でちょっとドキドキでしたが無事泊まれましたのでそこは一安心。
もちろん支払はカード可です。(デポジットの為カード情報を送る必要あり。)

2012年10月16日火曜日

アタカマのレストラン La Estaca

アタカマの二日目、最後の晩に食べに行ったレストラン、La Estaca。
トリップアドバイザーで2位のお店で、アタカマのメインストリート、カラコレスとトコピジャの交差点角にある、青い扉が目印のレストラン。

この日はチリ代表のサッカーがあって、店内には液晶テレビだけでなくスクリーンまで設置され、スポーツバー的な雰囲気も出していました。
旅行者が多いのでチリ代表をお客さん全員で応援するような感じではありませんが…
メニューはチリ料理を基本にインターナショナルな感じに仕上げたもの(?)
盛り付けも綺麗にして、味も上等。
内陸も内陸なので、魚も肉も素材自体チリのどこにでもある珍しくないもの(冷凍、冷蔵で手に入るもの)ですが、ちゃんとおいしいです。

写真上からカラバッサ(かぼちゃ)のスープ。
サーモンのサラダ。サーモンが4切れも入ってもはや「サラダ」ではない。
キノアのサラダ。
とり胸肉のグリル。大きなジャガイモに乗っています。
そしてまたサーモン。春雨に乗っています。
アタカマのレストランは大体そうなのかもしれませんが、思ったほど高くなく、そして味は良いです。
味と値段のバランスで言ったらサンティアゴよりいいかも。
舌の肥えた観光客がレストランを育てているのかもしれません。
ついでにメジャーな観光地で「Sushi」レストランがないというのも珍しいかも。さすがに土地柄?
ただし、サービスの遅さはチリの標準レベル。

メイン1品+飲み物でだいたい10,000ペソ弱、カード払い可です。
翌朝早くにタティオ間欠泉に行くメンバーのため、この日もお酒は取らずです。

2012年10月15日月曜日

アタカマのレストラン La Casona


San Pedro de Atacama最初の夜に行ったレストラン、La Casona。
外観はアタカマで一般的な白い壁の建物、中に入ると真ん中に大きな暖炉がどんとあって、冷え込むアタカマの夜でもとても暖かなお店でした。

メニューはパリージャを始め肉料理が中心だったかな。
店内暗くて写真がうまく撮れず、いまいち美味しそうに見えませんが、柔らかく臭みも無く美味しい肉でした。
パリージャはパリージャなのでどんっ!とした盛りですが、その他のメニューはそれなりに飾って出てきます。

Menu del Dia(今日の料理)セットが6,500ペソなど、観光地なうえ物流も不便そうな場所の割にそんなに高くないのがアタカマの印象です。