2014年7月24日木曜日

一時帰国の飛行機:機材比較

去年JALがエアバス機の導入を決めた時、ボーイングと比べて日本企業の生産への関与が少ないエアバス機の導入に否定的な意見もたくさん出ていたように思いますが、、、
エアバスの母国の一つフランスのフラッグシップキャリアのエールフランスはボーイング機を相当数導入してて、今回3回乗ったエールフランスは全部ボーイング。
エールフランスだけじゃなくてイギリスのブリティッシュ、ドイツのルフトハンザも777と747を相当数運用してます。(スペインのイベリアだけボーイング機がなさそう)
逆にアメリカの三大、アメリカン、デルタ、ユナイテッドもそれぞれエアバス機(主にA320)を使ってるし、なんとも異様な批判だったように思えます…


JALとエールフランスを乗り継いでみて、思った感想を。

JALの液晶、視野角が狭いというか、隣の液晶があまり気にならないようになってました。
これ結構大きくて、寝たいときに隣の液晶がまぶしくて寝づらいというのを和らげてくれます。
逆に隣の人が寝てても少し安心して映画を見続けられるかも。

座席はどちらも「シェルフラット」型でしたが、JALの方が若干寝やすいかも? エールフランスの座席の方が角度がきつく、より「ずり落ちる」気がします。


787の静かさ、というのは正直よくわからず。
他の乗客と話している乗務員さんの声は良く聞こえるかもしれません。
一緒に乗る人がいれば、会話がしやすいとかあるかもしれません。
いずれにせよエンジン音は響いてます。

JALの方が良いと思った点:食事、座席、液晶、おしぼりの温度。とまぁ大体JALの方が良いなぁと思うのですが、
エールフランスの方が良かった点として、乗務員さんの接客が自然(JALの場合、ちょっとくどい感じがします。)というのと、駐機場でビジネスクラスの乗客の降機をちゃんと優先してるところ、でしょうか。JALは降機は早い者勝ちで、タラップの接続を待っている間にどんどんエコノミーからお客さん流れて来ていました。気持ち的にあまり落ち着いて降りる準備しづらいです。

一時帰国の飛行機:エールフランス③AF406

そういえば、エールフランスのSCL-CDG間でもスリッパがもらえました。
「使い捨て」感たっぷりのペラペラなスリッパですが。
去年は日本発便にはあったけど、SCL-CDG間は靴下だけだったような気がします。
また靴を入れるための巾着も今年からかな?


なおエールフランスのイヤホンはボロボロです。

機内食。
深夜(23:20)発だからか、食事がちょっと簡素化。
まず、アペリティフ、アミューズ・ブーシュがありません。
前菜から始まりますが、サラダがない。
サラダの代わりに昼間の便ではメインの後に出されるデザートとチーズが最初から置かれています。

前菜のフォアグラとエビはCDG-KIXで出てきたものと一緒。
メインは羊肉のシチュー。

ステーキが食べたい…と思いながら、メニューが
「Pan-seared veal」と、この羊のと、「Vegetable risotto」で、どこにも「牛肉」を読み取ることが出来ずに仕方なく羊肉にしましたが、後で調べたら「Pan seared veal」ってまぁステーキみたいなものだったようで。

それはそれとして美味しい食事ではありました。
さやえんどう食べるの久しぶり。
あとドライイチジク美味しいです。
デザートもチーズもすでに出てきているのでこれで食事はおしまい。
朝食は関空行きと同じメニューから(スクランブルエッグ、ハム&チーズ、ワッフルのどれか)。
ちょっと胃がもたれた感じで甘いものも疲れそうだったので、ハム&チーズを選択。
「肉」なんですけど結構軽めに食べられました。
ところでサンティアゴ空港到着後、サンティアゴ市内を観光してから帰ろうかと思って、コンセプシオン行きの便は夕方のを予約していたのですが、LAN航空国内線への荷物の預け入れは出発4時間前から、ということで荷物を預けられず…
さすがにスーツケース持って市内観光なんてしたくなかったので、カウンターでお昼の便に変更してもらって帰ってきました。
(チェックイン自体はネットで48時間前から、空港のチェックインマシーンでは当日から(?)受け付けてます。)

2014年7月23日水曜日

一時帰国の飛行機:JAL AF273(JL415)

チリに戻るため、まずは成田からパリへ。
エールフランスとJALの共同運航便(JAL運航)で機材はB787。
去年はB773だったのがその機材は羽田に移ったので、787に変わった模様。

予約していた座席、隣にフランス人のお兄さんが座っていたのですが、乗務員さんが搭乗後すぐに隣が空いている席への移動を勧めてくれました。
この便のビジネスクラス、搭乗率半分程度でした。

初めてのB787、離陸後「お~、ほんとに翼がしなってる~」とちょっぴり感動。
でも写真で見るとそんなでもないですね。
JALのウェルカムドリンクは離陸後。

シャンパン、オレンジジュースか水から選択。
アペリティフ&アミューズブーシュでエビ&ウニ。
前菜は夏野菜のサラダ。
オクラに長いもにアスパラに、日本だなぁと思うサラダでした。
美味しかったです。
メインは魚 「ノドグロのパン粉焼き」を選択。
ノドグロって知らなかったのですが、それなりの高級魚らしく、脂が乗ってて美味しい。

魚の注文が多かったようで、頼んだ時に「もし売れきれちゃってたらお肉でもいいですかぁ~」と困った顔をしてました。
まぁ正直どれでもよい(どれも食べたい)と思ってるので「あ、なかったら和食にして下さい」と頼んだのですが結局洋食魚残ってました。

あえて肉を避けてみたのは「サンティアゴ行きではきっと牛肉が最善」と思って避けたのですが、結局羊肉になったのでほんとにどれでもよかった…
デザートはスイカのジュレを乗せたパンナコッタ。パンナコッタじゃなくてココナッツのブランマンジェ、でした。

JALのデザート、凝ってて面白いのですが、デザートに関してはエールフランスの方が良いと感じます。
他の食事全般はJALの方が美味しいし、いつでも頼めるサブメニューってのも良いのですけどね。
次の便で良く寝るため、寝ないで映画をひたすら見続けている間に頼んだ「日本のチーズセレクション」。
モッツァルレラチーズの出汁たまり漬け、というのはまた斬新な品。

チーズのほかアイスもいただきました。


そういえば、JALのおしぼり、香り付きになりました(食事と一緒に渡されるのは無臭です)。
ヒノキかヒバか何かの香り。

朝ご飯に頼んだのはフミコの和食。
黒毛和牛の和風ローストビーフだそうです。

何の気なしに(習慣で)頼んだオレンジジュースは和食に全くマッチせず…

フミコの洋食の方も食べみたかったのですが次の便でまたどんどん食事を出されることを考えて我慢。
つい全部試してみたくなってしまう貧乏性…

朝食食べてしばしでパリ到着です。

2014年7月15日火曜日

一時帰国の飛行機:エールフランス②AF292

2便目のAF292、CDG-KIXはB777-200での運航。
SCL-CDGの777-300ERもファーストクラスなしの機材なので座席配置に大きな違いはないのですが、

↑左が300ER、右が200。シートは同じように見えて液晶の大きさが200の方が小さかった…
シートの製造時期による違いなのでしょうか?

搭乗後離陸前にウェルカムドリンクでシャンパンのサービス。

離陸後1時間余してからアペリティフの配膳開始。
SCL-CDGと同じくおつまみ(アミューズ・ブーシュ?)はスモークサーモンですが、今度はタルタルソースで和えたような品。

箱のスナックは一緒です。
前菜はフォアグラとエビ、サラダ。
使っている素材はSCL→CDGと一緒ですが、付け合せにちょっと変化有。
SCL→CDG:エビのボイル + きゅうりのマリネ
CDG→KIX:エビを多めの油でいためたもの・カレー風味 + きゅうり(ズッキ?)と人参のソテー

また日本行のせいか、お味噌汁もくれました。(左の黒いカップ)

ワインリストは変わらず、今回は白をチョイス。
細かい点では、関空行ではサラダ用のドレッシングが2種類から選択できるようになっていて、プレーンのオリーブオイル・バルサミコか、バジリコ入りオリーブオイル・バルサミコがありました。
メインは鱈のソテー、レモン風味とクスクス。

ステーキ食べたい、と思ってたら鱈か、鶏胸肉のすき焼き風か、ラビオリか何か、で牛肉が無くあえなく魚に。
前の便で、「次肉食べたいから今は違うのにしよ~」とあえてパステルデチョクロを選んだのが裏目に。


魚、ちょっとぱさっとしてて今一つ、でした…
デザートはこちらもミニケーキ3種。
マカロンがのってるミニタルトはフランスっぽい感じ(?)
またプラスしてミニアイスもいただけました。
食事食べ終わったころはチリ時間の朝10:30ごろ。前の便ではあまり寝なかったので眠さも限界に。
この便ではしっかり睡眠をとりました。

デザートからおよそ7時間後、朝食の配膳の音で目覚める。
この便ではクレープに代わってワッフルがメニューに。
コーヒー風味のソースをかけて頂きます。
またフルーツも生から加熱したものに。
そういえばサンティアゴ発の便ではなかった気がするクロワッサンも配られました。

2014年7月14日月曜日

一時帰国の飛行機:エールフランス①AF401

今回の一時帰国はエールフランスでパリ経由。

この日のAF401便はB777-300ERでの運航。

エールフランスはサンティアゴから1日1便しか運航していないので、出発3時間前にならないとチェックインカウンターが開きません。
荷物を預ける人はあまり早く空港に行っても待ちぼうけになります。
離陸前にシャンパン(orオレンジジュース)のサービス。

隣に乗ってたチリ人のおじさん、日本企業の資本が入っている会社で働いているとのことで、少し世間話。
このおじさんから「三陸の海岸で津波に耐えられる深根生の木を選別して植樹を進めているおじさんの話を聞いたよ」みたいなことを聞き、後で調べたら宮脇先生の活動のことのよう。
世間話を始めたきっかけは、LAN航空のアメニティポーチをお互い持ち込んでたことでした。
いつもはLANを使うのだけど、高かったからやめてエールフランスを選んだとのこと。
離陸して水平飛行に入ってアンデス山脈を越えると、アペリティフの配膳。
アンデス山脈上空は気圧が不安定なためシートベルト着用サインが消えず、乗務員も回ってきません。
アペリティフが配られるまで搭乗から約2時間。

シャンパンとスモークサーモン、スナック。
前菜は、フォアグラとエビ。
ズッキーニ並みの太さのきゅうりを薄くスライスしたもののマリネ。
とサラダ。
オリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシングが結構好き。

飲み物にロゼワインをチョイス。
メインはチャレンジ系。
チリのソウルフードの一つ、Pastel de Choclo
パステル デ チョクロ。トウモロコシのグラタン。

エールフランスにパステルデチョクロを作らせたらどんなのが出てくるのだろう!? という好奇心からあえてチャレンジ。
あと普段一人では注文できないんで(いろんな意味で食べきれない)、思い出に。

結果、まぁ普通のパステルデチョクロでした。
機内のせいもあって、ちょっとパサッとしてるけど、甘すぎはせず。
上に鶏肉(Pavo肉?)、中に牛肉が入ってました。

デザートはミニケーキ三種。
いずれも「チリ」なデザートでしたが、特に左のPie de Limonはザ・チリなイメージ。
と思ってたら後でシャルルドゴールのラウンジで発見。意外とヨーロピアンな味だったようです。

エールフランスのコーヒーは美味しい気がする。
また紅茶やハーブティーを頼むとフォションのティーパックが出てきてなんだかこれもうれしいところ。
15:30に出発してデザートを食べ終わったのが19:30頃でした。

デザートの後みなさん寝静まっていましたが、こちらこの後もう一本12時間のフライトに耐えて日本の朝に到着する関係で、このフライトではできるだけ寝ずひたすら映画を見てました。
日本語吹き替えあるいは字幕のあったCaptain America、Endless Love、Kiki's Delivery Service(魔女の宅急便実写版)、The Little House(小さいおうち)、The Grand Budapest Hotel

さすがに夜通し映画を見続けられず、2時間ほど寝たら朝食配膳の音で目覚める。
朝食はオムレツ、チーズとハム、クレープの3種から選択。

選択したクレープの中身はクリームチーズと焼きリンゴ、だっけ? クリームチーズとマンハール、ではなかった気がする…

朝食が出てきたのはチリ時間の朝3:00でした。
飛行機は予定より少し早くシャルルドゴール空港に到着。
予定通りだと2時間ぴったしの乗り継ぎ時間だったけど、ちょっと多めに余裕が持てました。

AF401の到着も、次の関空行きAF292便も、ターミナル2EのLでしたが乗り継ぎのために手荷物検査がありました。

当然液体の乗り継ぎは叶わず、サンティアゴのラウンジで頂いてきてしまったハイネケンが没収の憂き目に。
日本のハイネケンとチリのハイネケンの味が違うのか試してみようかと思ったのですが…

2014年7月13日日曜日

IBIS SANTIAGO ESTACION CENTRAL

サンティアゴ空港から市内へ安く移動しようと思ったら、バス。1,500ペソ也
20分ごとに出ています。
このバス(Tur Bus)はエスたシオンセントラルの近くのバスターミナルに行きます。(途中何箇所か停車あり)

これと別にもうひとつ市内⇔空港のバスがあって、そっちはLos Heroesの駅近くに行きます。

で、このTur Busのターミナルの隣にあるのがIBIS SANTIAGO ESTACION CENTRAL
バスターミナルすぐ近くで、地下鉄のUniversidad de Santiago駅もすぐ近くで、Estacion Centralまでは地下鉄一駅、徒歩10分といったところ。
交通の中心だけども周りに何もなく、バスの乗り継ぎの際や地下鉄使ってサンティアゴ市内観光する場合、また飛行機乗り継ぎのため1泊しなくちゃならない場合などには便利です。
値段の割には意外と部屋は広く、シンプルで清潔で結構好印象でした。
バス・トイレは一緒、浴槽は無くシャワーだけ。
アメニティはリンスインシャンプーと石鹸。

部屋からすぐ下にバスターミナルが見えました。
この日の夕飯は、ホテル出て交差点はす向かいにあるペルー料理屋へ。
高級なお店ではなく、あくまでも庶民のお店です。
Caldo de Gallinaが3,000ペソくらい。
ちょっとぬるくて、この前ペルーで食べたのの方がよっぽど美味しかったなぁと思いながら、またビール飲みたかったのに酒類取り扱い無いお店でちょっぴりがっかりではありましたがでも悪くはない。
でもホテルで食べても大して値段の差はなかったので、わざわざ外で食べなくても良かったかも。

ホテルの周り、大したレストランはありませんが、バスターミナル行けばジャンクなもの、あるいは周りに庶民のバーみたいなところはちょこちょこあります。