2011年2月24日木曜日

飛行機いろいろ aviones varios

沖縄には何度か来たことがありましたが、桜が咲いているころに来たのは初めてでした。
時間も足もなかったので桜の名所にはいけなかったのですが、ちょっとした公園できれいな桜を楽しめました。



以下、一時帰国中に(無駄に)乗った飛行機の回想です。
沖縄から羽田への便は偶然ジャンボジェット、B747-400でした。
あらためて見て、正面から見ると卵型の顔と、図体の割に小さなエンジンが4基ついているのが特徴かな、と思います。
ラストフライトまで残りあとわずか、という貴重な(?)機体に乗れ、なんとなく満足です。
写真を撮っている人も多く、機内ではフィルム写真で離着陸中までひたすら撮り続けている人もいました。

時代を感じさせる、ブラウン管モニター。
この一時帰国中に5万Fly On Pointをためるべく、無駄に乗った羽田-福岡便がこれまた偶然Samantha Thavasaとのコラボ機体。
他に乗ったクラスJの茶菓子がすべておかきだったので、これはうれしいお菓子でした。
クラスJの茶菓子は期間によって全便統一なのでしょうか?
こちらは乗った機体ではありませんが、ワンワールドカラーの機体がいたので。
こちらは北上からの帰り道を遠回りにして乗った花巻-伊丹のエンブラエル E170。
南米ブラジルのエンブラエルですが、チリの航空会社は運航していないため、チリではお目にかかる機会が(たぶん)ありません。
小型ながら、とても快適な飛行機でした。

この日の花巻-伊丹便は午前出発の予定が機材故障のためキャンセルとなり、夕方の便に振り替えとなってしまいました。
何もない空港でひたすら過ごすのは苦痛でしたが、とりあえずレストラン安比高原で使える1,000円クーポンをいただき、ランチがてらひたすら時間をつぶしていました。
この遅れのおかげで、伊丹空港でのんびり過ごす時間が無くなってしまい、大阪でたこ焼きを食べるという目標は達成できず…

2011年2月10日木曜日

シドニー-成田-那覇 SYD-NRT-OKA

シドニーから成田へはJALを利用しました。
シドニーでの乗り換え時間はもともと1時間50分しかなく、少し不安だったのですが、LANの便が早めにシドニーについたこと、さらにJALの便の出発が遅れたことにより、結果的には空港でのんびりすることができました。

シドニー-成田はB777-200型で、シートが初代のシェルフラットシートでした。LANのシートに比べるとだいぶ狭く感じてしまいますが、とはいえやっぱり快適です。
本日のブランチ。
機内食については、やっぱり日系航空会社のが美味しいです(日系以外はLANとAmericanしか知りませんが)。
和食メニューを見たらうれしくなったので、和食を注文。メインもコンセプシオンには少ない魚にしました。
デザート。
LANやAmericanのようにドカッと来ないで、しかも甘さ控えめ。
これもやはり、(洋菓子ですが)日本の味だなぁとしみじみ感じます。
とくにコンセプシオンにいると、ものすごく甘いものしか普段食べられないので・・・
今回の一時帰国では沖縄に寄ることにしていましたので、成田から直接那覇空港に向かいます。
成田の国内線は(全部?)バスからタラップで乗り込むのですね。
いまどきタラップだ~、と思いながら、でも飛行機を間近で見られるのでちょっと嬉しくもありました。
ボーイング B737-400型でした。
コンセプシオンから沖縄までに、エアバスとボーイングのそれぞれ大型機(A340とB777)、小型機(A318とB737)に乗り比べるかたちとなりました、。

2011年2月9日水曜日

オークランド、シドニーでのトランジット Tránsito en AKL y SYD

およそ13時間の飛行の後、オークランドに寄港しました。
機内にとどまることは許されず、全員一度空港に降りなくてはなりませんでした。

空港では入国審査などはなく、ただ降りるだけでしたので、カンタス航空のラウンジにて休んでいました。
ワンワールド系ではただ一つのラウンジということもあるのでしょうが、サンティアゴと比べるとかなり大きなラウンジでした。
早朝ということもあり、ほとんど人はいません。
シドニーに降りたときはトランジット用の入国審査がありましたが、アメリカのように預け荷物を取り出す必要はなく、やはりたいして時間はかかりません。
また空港からは出ませんし、短時間ですのでトランジット用のビザなども必要ありません。


シドニーのカンタスラウンジもオークランドとあまり変わらず。ただこれからJALに乗るという時間帯のせいか、日本人客はかなり多かったです。

合計30時間以上のフライトの合間にシャワーを浴びられるのは本当に助かります。
(写真はすべてオークランドのものです。)

サンティアゴ-オークランド-シドニー SCL-AKL-SYD

今回の一時帰国にあたっては、太平洋をぐるっと一周するワンワールド・サークルパシフィック・エクスプローラー運賃にてチケット手配、往路にシドニー経由を選んだため、エアバスのA340-300に搭乗することとなりました。
サンティアゴを発着する旅客機ではたぶん唯一の4発エンジンで、ほとんどがB767以下の空港においては大きな機体です。
サンティアゴからシドニーまでは予定では18時間20分のフライト。途中オークランドに寄りますが、オークランドまでも13時間とちょっと機内で過ごします。
今回はすごく贅沢してビジネスクラスに乗りましたが、LANのビジネスクラスはとにかく広い!
A340、B767ともフルフラットシートになるため、前後の間隔はJALやANAの比ではありません(10インチ以上広い)。
しかもこのA340ではB777とほとんど変わらないサイズの機体なのに、B767と同じ横に2-2-2の配席なので、よりゆったりと感じられます。
(しかも今回は後部キャビンには1列に1人ずつしか乗っていなかったので余計ゆったりと感じました。)
出発前にはウェルカムドリンクとナッツ&ドライフルーツがサーブされます。
写真はチリ名物ピスコサワー。
ワインリストも配られています。
ワインは主にチリ産のものでした。
こちらは夕食。といっても23:10発の便なので、もはや夜食です。
分厚い牛ヒレ肉のステーキにサラダ、チーズ盛り合わせ。深夜に食べるにはかなり胃にハードです。
チリ国内で普段見かける肉と比べると、だいぶ柔らかい肉が使われています。
LANのサラダにはオリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシングがついてきますが、これは結構おいしいです。
こちらは朝食。長いフライトなため、夕食から10時間たっており、それなりにおなかは空いていました。
チリ名物のマンハール(練乳を煮詰めたような感じ。生キャラメルの液状版?)が小瓶でついていました。
地球の自転に逆らって飛んでいるため、飛んでも飛んでも夜でしたが、オークランドを飛び立ってようやく朝がやって来ました。
たぶんこの先のほうに南極大陸があるはずと思いながら眺めていました。

2011年2月8日火曜日

サンティアゴ空港ラウンジ Salón VIP en el Aeropuerto de Santiago

サンティアゴ空港のLAN航空ラウンジです。
サンティアゴ空港国際線出発エリアではワンワールド系としてLANが2つ、Americanが1つのラウンジを運営しています。

LANのラウンジでは軽食、(アルコールを含む)飲み物、シャワー、WIFI、パソコンなどを無料で利用できます。
サンティアゴ空港発の長距離国際線はほとんど夜の出発便ですので、シャワーを利用できるのは非常に助かります。
またワインはLANのビジネスクラスで提供しているものと同じものを置いているようです。
チーズやハム、パンのほかこの日は巻きずしも提供していました。

パソコンコーナーです。

※アドミラルズクラブはこちら

コンセプシオン空港 Aeropuerto de Concepción

Cariel Sur空港入り口

コンセプシオンの玄関、Cariel Sur空港です。
小さな空港ではありますが、花巻空港よりは便数が多く、青森空港と同じくらい、でしょうか。

LAN航空、Sky Airlineの2社が合計12便(1時間に1便くらい)程度のサンティアゴ行きの便を出しているほか、SkyはPuerto MonttとTemucoにも出しています。
就航している飛行機はLANがエアバスのA318,319,320とSkyがボーイングのB737とそれぞれ小型機だけです。

空港から市内へは20分ほど、交通はタクシー(市内まで7,000ペソ、固定)、乗合タクシーのみですが、空港内にAVISなどレンタカーもあります。またサンティアゴ空港と違い、白タクの強引な客引きの心配は(たぶん)ありません。

小さな空港なので、出発30分前に行けば何とか間に合うのはよいところです。


チェックインカウンター。左がLAN、右がSky。
今回登場のAirbus-A318。LAN運航便では最小の機体です。

2011年2月6日日曜日

ワンワールドエクスプローラー ONEWORLD EXPLORER FARE

チリから日本に行くにはサークルパシフィック料金のほうが安かったわけですが、反対に日本からチリに向かうには世界一周のワンワールドエクスプローラーのほうが安いです。
日本円だと784,000円、チリの旅行代理店に頼んだため実際にはドル建て請求となって、9,508ドル+税で合計9,924ドルとなりました。
チリ出発の場合は9,299ドル+税となっていますから、若干日本出発のほうが高いようです。

ワンワールドエクスプローラー料金で手配したのは、
NRT-LAX-MIA-SCL-CCP-SCL-MAD-LHR-NRTの区間。ほぼ最少区間です。
あとからでも旅程の追加は可能とのことなので、きっとイースター島行きを追加するかな。(手数料はかかるようですが。)


ワンワールド・エクスプローラーの良いところはネット上(oneworld planner)で申し込みが出来るところ。
サークルパシフィックエクスプローラーとか、グローバルエクスプローラーとかも同じシステム上で対応してくれるとありがたいのですが…
まぁ、座席を使わない幼児運賃についてはワンワールドエクスプローラーも対応してくれておらず、今のところ旅行代理店を使うしかないのはどれでも一緒です。

ワンワールド サークルパシフィックエクスプローラー


一時帰国にあたって、チケット手配にはoneworldの太平洋一周航空券、Circle Pacific Explorer Fareを利用しました。
この運賃、飛行距離が最大22,000マイル、26,000マイル、29,000マイルの三種類あるのですが、南米スタートの場合に選べるのは29,000マイルのみ。
ただし若干割引してくれていて、ビジネスクラス利用で8,000ドルです(税金含まず)。
世界一周航空券で日本に帰るよりは1,000ドルちょっと安い設定になっています。

サークルパシフィックエクスプローラー、ワンワールドエクスプローラー共通(?)のルールとして、
最大16区間搭乗可能、2地点以上で要ストップオーバー(24時間以上の滞在)。ただし同一大陸内のストップオーバーは2回まで。
最低旅行日数はエコノミークラスで10日以上、ビジネスクラスは5日以上で、1年以内に帰ればOK。

さて、太平洋を一周して日本とチリを行き来するには、CCP-SCL-SYD-NRTのオーストラリア経由ルートと、NRT-LAX-SCL-CCPの北米(ロス)経由ルートが基本になります。
北米はニューヨーク(JFK)でもダラス(DFW)でも良いのですが、アメリカンよりはJALのほうが良いだろうということでDFWを外し、JALがあまりNRT-JFKをワンワールド運賃向けに開放していないためJFKも外れました。

ただ単純にこれで往復してしまうと最低2地点のストップオーバーを満たせませんので、どこかで一泊以上しなくてはいけません。
今回は沖縄を追加してこれをクリア。
ただし、東京に2度滞在することはできないため、日本に着いたらそのまますぐ沖縄に向かう必要があります。
CCP-SCL-SYD-NRT-OKA、OKA-HND、NRT-LAX-SCL-CCP、これで発券条件をクリア。25,793マイルを消費して、3,000マイルちょいを残しています。

ここまで来て、ちょっと欲が出てきてしまいました。
飛行距離は25,793マイル、でもJALのFly On Point(FOP)は35,000FOPちょっと貯まる…
もうちょっと頑張っておけば、チリに帰ってからの旅行も加えて50,000FOP=JAL SPPHIRE=JAL GLOBAL CLUBへの入会を達成できそう…
というわけで、ストップオーバーをせずにマイルをためるための旅程を検討。
シドニーからシンガポールなど経由するのは、ちょうど良い便に空きが無く断念。
仕方なく(?)、日本国内で、出来るだけ飛行距離が長くて日帰りが容易な羽田-福岡の単純往復を追加。

ついでに、LAX-SCLの便は途中リマでワンストップあるので、だったら他を経由してしまおうと思ってLAX-MIA-SCLにしました。
出来あがったのは
CCP - SCL LA 212 (エアバスA318)                  ※CCP:コンセプシオン、SCL:サンティアゴ
SCL - SYD LA 801 (エアバスA340-300) (オークランドにワンストップ)  ※SYD:シドニー
SYD - NRT JL 772 (ボーイングB777-200ER)              ※NRT:成田
NRT - OKA JL3095 (ボーイングB737-400)               ※OKA:沖縄那覇

OKA - HND JL 910 (ボーイングB747-400)              ※HND:羽田
HND - FUK JL 306 (ボーイングB777-200)              ※FUK:福岡

FUK - HND JL 318 (ボーイングB777-200)

NRT - LAX JL 062 (ボーイングB777-300ER)             ※LAX:ロサンゼルス

LAX - MIA AA1520 (ボーイングB767-300)              ※MIA:マイアミ
MIA - SCL AA 957 (ボーイングB767-300)
SCL - CCP LA 211 (エアバスA318)

という旅程。これでようやく40,000FOP到達です。
最大16区間の制限のうち、飛行11区間+地上移動(成田-羽田)2区間の13区間を使用。
エアバス、ボーイング、大型中型小型と、いろいろバランス良く乗っています(笑)。


しかし、40,000FOPといっても、まだ50,000FOPまで10,000もある…
これはちょっとチリに帰って南米内だけでは厳しいぞ、ということで、さらに同じくワンワールドのYokos Japan Passを使用して、(いわゆるJGC修業そのもの、になりますね。)
HNA - ITM JL2184 (エンブラエルE70)                ※HNA:花巻、ITM:伊丹
ITM - HND JL 126 (ボーイング777-200)
HND - OKA JL 907 (ボーイング777-200)
OKA - HND JL 918 (ボーイング777-200)
も手配。ちなみにこちらのYokoso Japan Passは1区間10,000円(+税)となります。
これでだいたい6,000FOPが追加されるはずなので、残るは3,000FOPちょっと。現実的です。

と、ここまで旅程を組んだところでJALから嬉しいお知らせが!!
今年度も引き続きJALカード会員向けのボーナスFOPキャンペーンを行うとのこと!
JAL便搭乗分については20%増しでFOPをもらえます。
サクッと50,000FOP越えルートになりました。花巻-伊丹-東京なんかいらなかったくらい。


ところで、今回ワンワールド・ビジネスクラス運賃で旅程を組んでいて思ったこと。
・JALはこの運賃向けにあまり座席を振り向けていない。特にNRT-JFK便は皆無。ただし、JAL運航のAAコードシェア便名でなら取れる。
・LAN航空はワンワールド運賃に非常に疎い。LANの職員はほとんどこの運賃について知らない。ただし、座席は十分開放されている。
・チリの日系代理店、三谷トラベルもあまり詳しくない。三谷からLANに問い合わせをすることが多いため、ここで非常に時間がかかる
・Yokoso Japan PassはJALでしか発券できないらしく、代理店経由で取ると結構バカにならない手数料を取られる。(手数料で10,000円以上かかってしまいました。なお、ビジネスクラスチケットからは手数料を取らないでやってくれるため、サークルパシフィック分には手数料がかかりませんでした。)

12月から手配開始したのに、チケットが発券されたのは2月に入ってから。8日に出発だって言うのに…
サークルパシフィック、ビジネスクラスの場合は出発7日前までに発券しなくてはいけないので、本当にぎりぎりでした。
もっとも、途中でFOPを貯めようなんて考え始めちゃって、めんどくさい注文したのも行けなかったのですが。