2013年2月11日月曜日

出産の手続き(出生登録 Inscripcion de Nacimiento)



子供が生まれて最初に行う手続きが、Inscripcion de Nacimiento(出生登録)。
子供の名前をチリの戸籍に載せる=チリ国籍を取得する手続きで、このときRUN(身分証明番号)も発行されます。

手続きは、子供が生まれた病院のある市区町村を管轄するRegistro Civilで行います。
※住んでいる市のRegistro Civilではなく、病院のある市のRegistro Civilに行かなくてはなりません。
コンセプシオン周辺の場合、主な出産取り扱い病院では
Sanatorio Aleman ⇒ Concepcion
Clinica BioBio ⇒ Talcahuano
Clinica Universitario ⇒ Hualpen  と、実は立地する市がバラバラ。

しかもConcepcionとTalcahuanoにはRegistro Civilがそれぞれ3か所もあって、どれに行っても良いものかどうかちょっと不明(とりあえず病院で言われたPresidente Riosという出張所みたいなところで手続きしました)。

手続きに必要なものは、
Comprobante de Atencion de Parto(分娩立会証明書)…出産に立ち会った医者or助産師の署名付
産んだ人(妻)のCedula de Identidad
手続きに行く人(夫)のCedula de Identidad  の3つ。
産まれた子供を連れていったり、産後すぐの女性が行ったりする必要はなく、なので普通は夫である男性が行くことになると思います。

産んだ人のCedula de Identidadの代わりに、婚姻の事実を証明する書類でもOK。(チリ人の場合Libreta de Matorimonioというものがあるそうですが、日本人の場合大使館に発行してもらうCertificado de Matorimonioで代用するのでしょうか?)
逆にいえば夫婦のカルネがあれば、婚姻証明書やパスポートなどは不要。

なお、Comprobante de Parto(分娩立ち会い証明書)は役場の提出用フォーマットで一部しかくれませんでしたが、日本の戸籍を作るために大使館にも提出しなくてはなりません。
Registro Civilの手続きを行うと回収されてしまうので、必ずNotaliaでコピー作成しておく必要があります。

2013年2月10日日曜日

Clinica Bio Bioの病院食

いまどきの日本の産院では、出産後にすごく豪勢な食事が食べられるところが増えてきているということですが…



こんなフルコースの食事を出すところもあるとと言うのに…
(群馬県高崎市  佐藤病院というところのホームページから)
チリの産婦人科ときたら…

未明に産んで、ちょっと寝てからの朝食。
パンとチーズ(Quesillo)のみ。
お昼ごはん。
お昼と夜はメインを2種類から選べます。付け合せも2種類から選びます。
今回は鶏と牛だったかな?で鶏を選択。付け合せはVegetarianoを選択。

で、味はというと・・・もう完全に病院食。
塩っけなし、うまみもなし・・・
本当に、日本の産院の食事がどれだけ恵まれているか・・・と悲しくなってしまいます。
おやつ。朝ごはん+ビスケット、クラッカー。
ビスケットを見て、チリでは乳腺炎とか気をつけないのだろうか???とびっくり。
まずはとにかく栄養付けなさい、ということでしょうか。
夕食。今回は魚。やっぱり味なし・・・
2度目の朝。今回は朝にもビスケット、クラッカーが出てきました。
お昼。この付け合せのパスタ、これも味なし。ソースなし。
もう・・・ お昼には桃が丸ごと、皮付きで出てきて困りましたが、今回はカットされていました。
この食事に耐えるのも限界に・・・
チリでは一般的に産後の入院期間は自然分娩で2泊、帝王切開で3泊のようですが、正直2泊この食事に耐えるのは厳しい内容。
静養のためにもできれば日本のようにもう少し長く病院にいたいと思っていたのですが、食事以外の内容も含めできるだけ早く出たいと思える入院生活です。

2013年2月9日土曜日

Clinica Biobioの産科病棟

分娩室。

陣痛を感じて入院したらまずここに入って、そのままここで産みました。

ベッドは分娩台に変形します。

当然と言えば当然ですが、しっかり清潔な印象。
出産が終わったらお母さんが移る、入院部屋。
普通分娩は2泊、帝王切開は3泊が標準のようです。

ここもシンプルで清潔感があります。
シャワー、トイレ付。
個室と二人部屋があります。
ISAPREのプランに寄りますが、個室でも自己負担はありませんでした。

1.5人がけくらいのソファは簡易ベッドにもなり、夫も泊まることが出来ます。
というか、チリの常識だと夫は泊まるのが当たり前らしいです。