2014年12月7日日曜日

カラファテ旅行2日目 El Chalten~Lago del Desierto

カラファテ旅行の2日目、この日はViedma氷河トレッキングの予定だったのですが、強風のためキャンセル…

なんでも氷河に渡る船が強風で転覆する可能性があるためだとか。

と言うのを出発前にCalafate.com経由Patagonia Aventuraから連絡されてて、昨日Calafate.comのオフィスに行って前払い金の返還か代替ツアーへの参加か、の選択肢のうち代替ツアーへの参加を選択。

El Chaltenの北側にあるLago del DesiertoとHuemul氷河を眺めるちょっとしたトレッキングツアー。

金額はなんだかよくわからないけど、前払い金の63ドルに75ドルを追加で支払ったので138ドル。高い…




さていざツアーのこの日、天気予報通り強風。予報によれば風速100km/hというちょっとした台風並みの風。

車高のあるミニバスはもろに風に煽られまともにまっすぐ走りません。

Argentino湖の北側上流に位置するViedma湖から流れ出るLa Leona川ほとりでちょっと休憩。



世界主要都市までの距離。東京が一番遠くて21,041kmとのこと。サンティアゴは2,994km。



川沿いに育っていたCalafateの木に実がなっていました。ピントずれてしまいましたが、皮をむいたら中には種がぎっしり。



なんだかピント合わせを忘れたような写真ですが、El Chaltenの町を望む展望台から。

El Chaltenはアルゼンチンで最も新しい町で、1985年に開拓された町とのこと。来年30周年ですね。

当時軍事政権下のチリと国境をめぐるちょっとしたいざこざがあり、その後国境強化のために作られた町、とのガイドさんの説明。

最初の入植者はパン屋すらない荒野での生活にとても苦労したそうですが、今ではこれ以上の町の拡大を「望まない」ほどに移住者が増えたそうです。

ツアーはチャルテンの町を通り過ぎてLago del Desiertoへ。(そういえばLago del Desiertoの写真全く撮っていませんでした。)



Lago del Desiertoのちょっと下流にある民家の横を通って、Huemul氷河の見えるところまで歩くトレッキングの開始。

ルートは30分ほど南極ブナLengaの森を歩きます。

ちなみに民家のあるところから氷河まで、すべて個人の所有地だそうで、そんなわけでこのツアー国立公園の入場料はいりませんが所有者へ入場料として一人100ARSくらい払っているんだとか(ツアー料金に込み)


道中にあったカラファテの花。

ここは標高が高くまだ寒いようで、まだ花が咲いています。



Lengaの森を抜けて、尾根までたどり着くと見えてくるHuemul氷河。

この日はあいにくの天気で、ときどき雨もぱらついている中ですが、でもしっかりと氷河が見えます。



氷河そのものより感動したのが、下の湖。

写真では暗くなりすぎてしまいましたが、エメラルドグリーンの水。

アルゼンチン湖やヴィエドマ湖などより青々として綺麗な色。



これはLengaの森の林床に咲いていたPalomitaという花。

ラン科の植物だそうですが、その姿が白いカタクリのようにも見えて、

南極ブナに白いカタクリとちょっと無理やりながら日本の山とイメージを重ねていました。

(ところでPalomitaってポップコーンのことなんですね。花がポップコーンみたいだから?)



山から下りて、El Chaltenの町で小休止。ワッフルやさんに入ってコーヒーとワッフル。

ワッフル自体は美味しかったんですが、上にかけられたカラファテのジャムが甘過ぎてちょっと厳しくも完食。



帰り際、Viedma湖畔からViedma氷河を望む。

ほんとはあそこで氷河トレッキングするために来たんだよなぁ…ということと、

このツアーの道中、天気が良ければちょこちょこEl Chalten=Fitz Royが見えたはずなんですが、厚い雲に阻まれ全く見えず…

という2点でもやもやの残るツアーとなってしまいました。



夕食 レストラン La Tolderia

カラファテに戻ったのは21時近く。



日曜日は昨日行ったEl Cucharonも、Tripadvisorで1位というMi Ranchoと言うレストランもお休みで、

Milanesa con Papas Fritas, gaseosa(ソフトドリンク)、cafe/teセットで99ARSという看板が目に付いたのでこのお店で夕食。

 ここもパンがもっさり3種類やってきました。

マヨネーズベースのディップとともに。
ミラネッサ=牛かつ、です。

アルゼンチンのソウルフード、ぽい。

ミラン風、という意味合いにイタリア移民の多いというアルゼンチンの特徴を感じるけど、でもこれミランに行っても食べられるのだろうか?

メインが出るまでにすごく時間がかかって、パンを食べすぎたのと、そもそもこれでか過ぎるため、半分しか食べられず。

お持ち帰りする?と聞かれて明日の氷河トレッキングに持ってけばよかったかと思ったけど、すでにキッシュを買ってしまってあったので断念。


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