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2013年5月7日火曜日

二重国籍とパスポート


チリでは外国人だろうとビザを取得した居住者であれば、その人が産んだ子供にはチリ国籍が与えられます。
なので生まれた子供は日本とチリの二重国籍。 二重国籍なので、パスポートも2つ。日本のと、チリの。

日本のパスポートは在チリ日本大使館に行って申請しますが、チリのは居住地のあるいは最寄りのRegistro Civilに行って申請します。
必要書類は子供と両親のカルネとお金。
子供の場合パスポートの発行に両親の許可が必要なので、申請には両親がついていくか、あるいは申請には片親、受け取りにはもう一方の片親、とそれぞれ1回はRegistro Civilに行って書類にサインする必要があります。
なお、受け取りに本人が行く必要ななし。

チリ国籍者の場合、チリ出国の際にはチリパスポートが必須となりますのでとりあえずパスポートは申請しておけば安心です。
通常申請から受け取りまでは6営業日とのこと。費用は48,900ペソ。

チリの公的書類申請は、写真をその場で撮ってくれることが多くてその点は楽です。
永住ビザ申請の時は写真屋さんで撮ってもらわなければなりませんでしたが。

チリパスポートにはチリの出入国スタンプのみがたまっていくことになりそうです。
そして逆に日本のパスポートにチリの出入国スタンプは押されないでしょう…

2013年4月20日土曜日

生後6カ月までの予防接種


生後6カ月までに打たなくてはならない予防接種は、

生後すぐ(産院で気が付いたら接種済み)  BCG。 

なお、両親も新生児が生まれるとすぐ百日咳(Tos Convulsiva)の予防接種をしなくてはならないらしく、母親は病院でDPT三種混合を打たれます。
父親は自分でどこか病院に行って打たなくてはなりません。⇒全額自己負担28,000ペソ。


2カ月過ぎると2カ月ごとに、DPT、B型肝炎(Hepatitis B)、インフルエンザ菌b型、ポリオ、肺炎球菌のワクチンを受けます。
ワクチンの種類は無料で受けられるものと有料のものと、どちらかを選択するとのこと。

一つは、DPT+Hib、B型肝炎、ポリオについて。
DPT+Hib、B型肝炎、生ポリオを別々に摂取するか(無料)、6種混合となったInfanrix hexaを接種するか(35,000ペソ)。
Infanrix hexaのメリットはポリオが不活性ワクチンなことでしょうか。打つ本数も少なくなるのでその点も楽でしょう。

もう一つ、肺炎球菌についても、10種類の菌種に免疫をつけるSynflorix(無料)にするか、13種のPrevenar13(60,000ペソ)にするか。
日本では7種のPrebenar7だそうなので、これはSynflorixでも十分そう。

またこれらと一緒に任意接種のロタウィルスワクチン(30,000ペソ)を受けることもできます。

なお、予防接種を受ける場所によりますが、上に書いた金額(=ワクチン代)のほか、接種料(無料、有料のワクチンに関わらず)がかかります。いつも行くクリニックの場合5,000ペソ。

2013年3月28日木曜日

出産費用清算

出産から1月半、ようやく出産費用の清算を行いました。

ISAPREを通して請求が来る、と思いこんでいたら病院から電話督促が来てしまった次第。
どうもISAPREからは精算が済んだとかの連絡は来ないから、時期を見計らって自分から行かなくてはならないようで。
出産費用(入院費用)の清算は事後購入のBONOを買って病院に提出する、というめんどくさい形でした。

で、チリにおける出産費用はどんなだったかと言うと…


上から病室(個室)、助産師立ち会い、消耗品、薬、産婦人科医、手術室(分娩室)、麻酔科医、その他検査費用などが5項目。
Valorが病院(あるいは医者)からの請求額、CobertがISAPRE支払い、Pagoが自己負担。

合計で1,227,030ペソかかったうち、976,085ペソが保険でカバーされ、自己負担は250,945ペソでした

自己負担が大きかったのは医者チーム(産婦人科医+麻酔科医)と手術室代。
ISAPREのカバー上限額を超えてしまった分が自己負担となっています。Cinica Biobioと協定があるプランを契約していれば上限なしだったんですが…
病室代はISAPREのカバー上限に収まって自己負担なし。

上の表は「お母さん」にかかった費用。実は「赤ちゃん」にかかった費用もありまして…


こちらは各種検査、薬、消耗品がいろいろと、小児科医の問診が3日で3回、新生児室料。
合計が335,834ペソ、ISAPRE 236,110ペソ、自己負担が99,724ペソ。

全部で350,669ペソ(7万円くらい)が自分で払った金額、保険がなければ1,533,540(30万円くらい)ペソでした。
というわけで、コンセプシオンでの出産は日本よりは安かったです。(宿泊日数が少ないのと、食事の内容の差、かな?)
ちなみに妊娠がわかってからの健診含めての費用総額(自己負担)は出産費用含めて70万ペソ弱でした。

ただ事前にちゃんと病院を選んで、それにあったプランを契約していればもっと自己負担は抑えられたはずで、もったいないことをしました。
(もともとClinica Biobioで産む予定じゃなかったんでしょうがないですが…)

2013年2月11日月曜日

出産の手続き(出生登録 Inscripcion de Nacimiento)



子供が生まれて最初に行う手続きが、Inscripcion de Nacimiento(出生登録)。
子供の名前をチリの戸籍に載せる=チリ国籍を取得する手続きで、このときRUN(身分証明番号)も発行されます。

手続きは、子供が生まれた病院のある市区町村を管轄するRegistro Civilで行います。
※住んでいる市のRegistro Civilではなく、病院のある市のRegistro Civilに行かなくてはなりません。
コンセプシオン周辺の場合、主な出産取り扱い病院では
Sanatorio Aleman ⇒ Concepcion
Clinica BioBio ⇒ Talcahuano
Clinica Universitario ⇒ Hualpen  と、実は立地する市がバラバラ。

しかもConcepcionとTalcahuanoにはRegistro Civilがそれぞれ3か所もあって、どれに行っても良いものかどうかちょっと不明(とりあえず病院で言われたPresidente Riosという出張所みたいなところで手続きしました)。

手続きに必要なものは、
Comprobante de Atencion de Parto(分娩立会証明書)…出産に立ち会った医者or助産師の署名付
産んだ人(妻)のCedula de Identidad
手続きに行く人(夫)のCedula de Identidad  の3つ。
産まれた子供を連れていったり、産後すぐの女性が行ったりする必要はなく、なので普通は夫である男性が行くことになると思います。

産んだ人のCedula de Identidadの代わりに、婚姻の事実を証明する書類でもOK。(チリ人の場合Libreta de Matorimonioというものがあるそうですが、日本人の場合大使館に発行してもらうCertificado de Matorimonioで代用するのでしょうか?)
逆にいえば夫婦のカルネがあれば、婚姻証明書やパスポートなどは不要。

なお、Comprobante de Parto(分娩立ち会い証明書)は役場の提出用フォーマットで一部しかくれませんでしたが、日本の戸籍を作るために大使館にも提出しなくてはなりません。
Registro Civilの手続きを行うと回収されてしまうので、必ずNotaliaでコピー作成しておく必要があります。

2013年2月10日日曜日

Clinica Bio Bioの病院食

いまどきの日本の産院では、出産後にすごく豪勢な食事が食べられるところが増えてきているということですが…



こんなフルコースの食事を出すところもあるとと言うのに…
(群馬県高崎市  佐藤病院というところのホームページから)
チリの産婦人科ときたら…

未明に産んで、ちょっと寝てからの朝食。
パンとチーズ(Quesillo)のみ。
お昼ごはん。
お昼と夜はメインを2種類から選べます。付け合せも2種類から選びます。
今回は鶏と牛だったかな?で鶏を選択。付け合せはVegetarianoを選択。

で、味はというと・・・もう完全に病院食。
塩っけなし、うまみもなし・・・
本当に、日本の産院の食事がどれだけ恵まれているか・・・と悲しくなってしまいます。
おやつ。朝ごはん+ビスケット、クラッカー。
ビスケットを見て、チリでは乳腺炎とか気をつけないのだろうか???とびっくり。
まずはとにかく栄養付けなさい、ということでしょうか。
夕食。今回は魚。やっぱり味なし・・・
2度目の朝。今回は朝にもビスケット、クラッカーが出てきました。
お昼。この付け合せのパスタ、これも味なし。ソースなし。
もう・・・ お昼には桃が丸ごと、皮付きで出てきて困りましたが、今回はカットされていました。
この食事に耐えるのも限界に・・・
チリでは一般的に産後の入院期間は自然分娩で2泊、帝王切開で3泊のようですが、正直2泊この食事に耐えるのは厳しい内容。
静養のためにもできれば日本のようにもう少し長く病院にいたいと思っていたのですが、食事以外の内容も含めできるだけ早く出たいと思える入院生活です。

2013年2月9日土曜日

Clinica Biobioの産科病棟

分娩室。

陣痛を感じて入院したらまずここに入って、そのままここで産みました。

ベッドは分娩台に変形します。

当然と言えば当然ですが、しっかり清潔な印象。
出産が終わったらお母さんが移る、入院部屋。
普通分娩は2泊、帝王切開は3泊が標準のようです。

ここもシンプルで清潔感があります。
シャワー、トイレ付。
個室と二人部屋があります。
ISAPREのプランに寄りますが、個室でも自己負担はありませんでした。

1.5人がけくらいのソファは簡易ベッドにもなり、夫も泊まることが出来ます。
というか、チリの常識だと夫は泊まるのが当たり前らしいです。

2013年1月22日火曜日

チリの病院システム

いよいよ臨月に入って、さぁ!!と思っていた矢先、お世話になってきた先生から

「予定日の頃ちょうど夏休みとるんだわ」と言われました。

「休みに入る前、再来週にでも子宮口の開き具合を見て、開いてきているようだったら陣痛促進剤使って産んじゃいましょう」と。

帝王切開はできればしたくないんで、自然分娩でお願いしますと常々言ってきたのですが、促進剤は全く「自然」の範疇のようです。
(麻酔を使った無痛分娩もチリでは一般的なようで、「自然」の範疇に入れられています。)


さて、そんなわけで急きょ他の先生を探すこととしたのですが、そこで知ったチリの病院システム
(産婦人科だけかもしれませんが)
病院の先生病院の部屋を借りて営業している個人事業主のような形だそう。
(病院に月給貰って働いているわけではないようです。公立病院は多分月給制。)
だから、2~3の病院掛け持ちは当たり前で、診察受ける際もいつも同じ病院である必要もありません。
(先生がその日いる病院で受けることが出来ます)
そんなわけで、結構他の先生に代わられるのを嫌がるようです。(収入に直結しますからね。。。)
ただ、先生を選ぶのは患者の権利として当然に認められていて、セカンドオピニオンなんかも当たり前に行われるようです。
また、先生によって診察費も結構違います。(保険除いた自己負担額だけだと2~3倍くらい違った!!)

出産のその日も、どこの病院に行ってもいいみたいで、病院に着いたら病院が先生を呼び出してくれるみたいです。
(極論すれば先生が普段働いていない病院でもいいのだそう)

というわけで、チリでは普通の会社員も医者も弁護士も1~2月に2週間前後の夏休みをとります。
予定日がこの頃になる場合、早めに先生の予定を聞いておく方が無難です。
医者の負担を減らすという意味で、陣痛促進剤や帝王切開を躊躇なく勧めてくるのも悪いことではないと思うのですがね…

2013年1月17日木曜日

出産の手続き(健康保険 ISAPLE)

新しく生まれてくる子供が生まれた後、その子が健康保険(ISAPRE)を使用するには、ISAPREに登録する必要があります。
登録は予定日の2カ月前から産後1ヶ月までに行うこととなっています。

生まれてくる前に手続きしておけば、保険加入に必要な健康状態の告知が免除され、生まれたその日から保険が適用されます。
生まれてから手続きする場合、健康状態の告知をする必要があり、手続きの日から保険適用となります。
万が一何かしら病気や障害を持って生まれてきてしまう可能性を考えると、事前に手続きをしておいた方が安心、ということになります。
まだ生まれていない段階で名前も決めずに保険加入させておけるのは日本の学資保険に近い感覚。

なお、チリのISAPREは日本の健康保険と違い被扶養者でも保険料が発生します。
被保険者の分類(年齢、性別)に応じて保険料が追加されていくシステム。

手続きはISAPREの支店に出産予定日が書かれた妊娠証明書(Certificado de Embarazado) か妊娠手帳(Carnet de control de la Madre)を持っていき、書式を作ってもらってサインするのみ。
勤め先の代表者のサインも必要なため、後日会社に送られてきます。
あるいは最初から勤め先を通して会社に送ってもらうことも可能かもしれません。



2012年12月19日水曜日

チリの健康保険 ISAPRE

チリに来てから結構長い間知らなかったことなのですが、ISAPREの使い方について。

チリで病院にかかる際、健康保険(ISAPRE)が適用されるわけですが、日本のように保険証を持っていけば自動的に割り引かれる、わけではないことがあります。

診察費・治療費の払い方は大きく、

1.病院の窓口で、担当医宛に支払う。
  この場合、とりあえず全額支払うこととなります。 後ほど加入するISAPREの支店に行って、h保険金の払い戻しを受けられます。

2.病院の窓口で、ISAPREのBonoを買う。
  いわば診察クーポンみたいなもので、最初から保険金を差し引いた自己負担分だけの支払いで済みます。

3.事前にISAPREの支店orネットで、Bonoを買っておき、病院の窓口に提出する。
  これも2と同じく自己負担分だけの支払いで済みます。病院内にISAPREの支店がある場合もあり。

やっかいなのは、どれでも自由に選べるわけではなさそうなこと。
先生と病院の組み合わせによっては2が適用されるし、そうでなければ1か3を選択します。
救急医療とか突然の診察の場合は2になるようです(事前に買っている余裕はないですからね。)
救急医療とかに対応していない先生を指名・予約して診察を受ける場合、どうやら1か3になるようです。

そして気をつけなくてはならないのは、どうやら1にしてしまうと割高な診察費になっているようである、ということ。
(2、3の場合は、ISAPREが出す保険金のほかに、ISAPREと先生との間のConvenioによる割引が適用されているようです。)
知らずに1でやっていて、窓口でBono買ってある?と聞かれたので試しにISAPREの支店に行って買ってみたら、自己負担額が約17,000ペソも違ってました。
1の場合 総費用35,000ペソ - ISAPRE12,000ペソ = 自己負担23,000ペソ が
3の場合 総費用18,000ペソ - ISAPRE12,000ペソ = 自己負担  6,000ペソ といった具合。

加入しているISAPREにもよると思いますが、ネットで、日本のクレジットカードも使えて簡単に買えますので、急患ではない診察の場合事前にBonoを買っておくのが肝要です。