2012年11月20日火曜日

チリの予防接種

(上の画像をクリックするとMinisterio de Saludの髄膜炎菌W135対策のページにリンクしてます。)

去年から(?)サンティアゴ周辺では髄膜炎菌による乳幼児の髄膜炎が流行っているようで、11月13日から予防接種が始まったとのこと。
主に5種類ある髄膜炎菌のうち、今はやっているのはW-135群とのことで、ワクチンもこれに対応するもの。
サンティアゴやバルパライソあたりではもう始まっていて、12月1日からお隣のAraucania州なんかでも始まるみたいです。
コンセプシオンのあるBioBio州でも12月中には開始できそうとの報道もあって、思ったよりも早くに接種できそう。

ワクチン配布すぐは幼稚園などでの集団接種が基本となりますが、幼稚園に行ってない子たちもそれぞれ病院などで接種を申し込めるみたいです。
頭に関わる病気だけに、死亡率も高いし重い後遺症が残る場合も多いようなので、早くワクチン打てると良いな、と。

なお、チリのその他の乳幼児向け予防接種の種類と接種スケジュールは下の画像の通り。


こちらは外務省のホームページから、日本語に直されたもの。
ヒブワクチンやポリオが義務になってます。なおポリオは生ワクチン。

こちらチリの病院ホームページから。スペイン語なだけで日本語のものと内容は一緒です。当たり前ですが。

また任意接種のワクチン。A,B型肝炎等…。
いまいちチリの予防接種のシステムがわかっていませんが、任意接種のものは自己負担、義務のものは接種費用だけ自己負担、なのかな?

2012年11月3日土曜日

San Pedro ワイナリー サン ペドロ

こちらはもう一件立ち寄った同じくクリコ市近郊(タルカ市寄り)のワイナリー、San Pedro
黒猫のラベルのテーブルワイン、Gatoで有名なワイナリーです。
ワイナリー見学は要予約だったため、中には入れず。

見学はできませんでしたが、入り口にある売店をちらっと見て、その裏にある遊具でちょっと遊んで帰ってきました。
こちらのワイナリー、見学コースが結構豊富で、普通に歩いて見て回るほか馬に乗ったり、自転車で回ったり収穫体験をしたりできるようです。
併設のレストランはない模様。

Miguel Torres ワイナリー ミゲル トーレス


マウレ州(第七州)クリコ市近郊にあるワイナリー、Miguel Torres
1979年にスペインのワイナリーTorres社が作ったワイナリーで、チリのワインの質を向上させた立役者の一つだとか。
チリMiguel TorresとスペインTorresの関係のせいか、あまり国外産ワインを見かけないチリにおいてスペインTorresのワインはスーパーでも良く売っています。

ワイナリーにはレストランとワインの売店もあって、売店では英語か西語のツアーも申し込めます(予約不要)。
左の写真はこのワイナリーで扱っている代表的な7品種のブドウを並べた畑。
ツアーでは最初にビデオで会社の歴史やワインについてを一通り見てから、実際にブドウが搬入されてから絞られ、一次発酵⇒樽に入れての二次発酵(?)までの工程を見学します。
ブドウの収穫時期に行ったら実際に動いているラインを見ることが出来るのかな?

なお、左の蔵は昔パーティー会場のように使われていたものを改装したのだとか。

ツアーは試飲なしが4,000ペソ/人、試飲ありが6,000ペソ(Sta. Dignaの試飲)か9,000ペソ(Cordillera)/人。
そしてレストラン。
なかなかなかなか美味しかったので、夜と昼の2回食べに行ってしまいました。(周りに美味しそうなところがなかったのもありますが…)
ずらずらと写真を並べていますが、夜食べたのは
Santa Dignaのスパークリングで乾杯して、メインは牛肉にエビなどを詰めたものと、ラムのベリーソースがけなど。
デザートはリンゴケーキにベリーソースとチョコレートアイス。
お昼には日替わりのコースもあって、スープ、メイン、デザートの構成。

非常に美味しくて、飾り付けも綺麗なのですが、結構高いのが難点。ワインもレストラン価格でいいお値段します。

ワイナリーはRuta5沿い、Curico市南側すぐにあるシェルのスタンドから、200m位北側にあります。
コンセプシオンよりはサンティアゴのほうが近いくらいの位置ですが、Ruta5を使って旅行に行く際に立ち寄るのもいいかな?