2014年12月8日月曜日

カラファテ旅行3日目 Glaciar Perito Moreno : Big Ice

3日目、12月8日は「コンセプシオンの日」でチリもアルゼンチンも祝日。
祝日でも観光地カラファテは通常営業中。

この日はこの旅行の主目的、氷河トレッキング、Hielo y AventuraのBig Iceに参加。

メールで申し込みしただけで本当に受付されているのか、若干の不安を胸に、出発予定の7時ちょうどにホテルロビーで迎えを待ち始めるも、一向に来ない…

ロビーから、観光客を乗せた幾台のバス、バンが通り過ぎ行くのを眺めるも、一向に来ない…

ようやくやってきたバンは、一緒に待っていたスペインからの4人組を連れて去って行った…

あれ、やっぱり予約されてなかった?といい加減諦めかけた7:45、バスがホテル前に停まってお迎えが来てくれました。




バスは国立公園入り口で料金徴収のためちょっと停まったあと、まずはペリトモレノ氷河の展望台へ。

今年の入場料は215ARS。去年は130ARSだったのに… 

メルコスールの住民は割引があるということで、「チリ居住者」として申請したらどうなのだろうと思ってそう申告したのだけど、隣にいたアメリカ人女性とカップルと思われなぜかアメリカ人としてチケット購入。




展望台の滞在時間は約1時間。
この間、視野の裏側でバキバキドーンという崩落の音が何度も聞こえたのですが、なかなか見える範囲では起きず…

結局1回だけしっかり見ることが出来ました。 写真は崩れた後の水しぶきだけになってしまいましたが。



展望台の後、バスは船着き場へと移動。船に乗ってペリトモレノ氷河にわたります。



船から眺めるペリトモレノ氷河。こっちは展望台から見えてたのの裏側。

右側の森の中にうっすら展望台の遊歩道が見えます。


対岸に到着して、氷河の麓を見学。そそり立つ氷河。
崩落の危険があるのであまり近くまでは行けず。



麓にある山小屋でスペイン語班と英語班に分かれ、出発前のトイレと簡単なインストラクション。
ついでに、体力に自信のない人はMini Trekkingに変更出来るよとの確認。

Mini Trekkingは山道をほとんど登らず、山小屋の後すぐに氷河上に入って行きます。



ミニトレッキングに入って行く人達を眺めながら、「あれ、こっちはまだ氷河に乗らないの?」なんて思いながら氷河脇を登って行きます。

道中左手に滝を眺めたり花を眺めたり、右手に氷河を眺めたり。

氷河に乗るまで1時間くらいの道のり。
結構暑くなるので歩いてる最中はシャツ1枚で十分なくらい。



山歩きも終わり、ようやく氷河に。

まず腰にハーネスを取り付けて、アイゼンのサイズ調整をしてもらって、そのアイゼンを手に氷河の上に。

氷河に入ったらまずアイゼンの装着。

このとき、大体12:00になっていました。



氷河の上ではガイドの通った道をなぞるように、一列で歩いていきます。
あんまりばらばらあるくと、落とし穴に落ちかねないから…

この日のスペイン語グループは、アルゼンチン人、ブラジル人、アメリカ人、韓国人、台湾人、日本人といろいろ。


氷の壁!!みたいのはありませんが、氷河のギザギザしたのを登って降りて。


クレバスにたまった水は本当に真っ青。


氷の間の隙間など、直接光の当たらないところも本当に真っ青。


ペリトモレノ氷河を登って行けば、南パタゴニア氷原。というか氷原の一部が氷河?


氷河の出来た滝。氷の下に行って、そのままアルゼンチン湖まで流れて行っているのだろうか?


帰り際、トンネル状になってる場所を発見。青いトンネル。


船着き場まで歩いて氷河トレッキングは終了。
氷河に着くまで1時間、氷河の中で4時間弱、氷河から出て船着き場までまた1時間弱のトレッキングでした。
久しぶりに一日中歩いて、もう氷河はお腹いっぱい!!!と思える充実した一日でした。


船の中ではアルゼンチンの伝統菓子「アルファホール」をあてに氷河氷入りウィスキーが振舞われました。
あとカラファテリキュールの小さな瓶と、アイゼンのキーホルダーをお土産にいただきました。



夕食 レストラン El Cucharon


カラファテ最後の夕食だし、トリップアドバイザー1位で、なによりチーズケーキが美味しいと書いてあるブログがあったMi Ranchoに行こうと思ったのですが、開店時間に行ったら予約で一杯ですと…

で、まぁ美味しかったし、メニュー見たらこっちもチーズケーキあるしで、Mi Ranchoのほぼ向かい、初日に行ったEl Cucharonにもう一度行きました。


もう羊はたくさん食べたし、そろそろ牛ステーキも食べとこうと思ってステーキ。
Medallon al Cucharon(だったかな?)と、お店の名を冠しているステーキを頼んだら、チリで言うa lo pobreの玉ねぎ無し版でした。
肉の味は…微妙。というか、焼き過ぎ。
この日は贅沢してサラダも付けたしグラスワインも頼んだけど、ちょっと残念。


デザートにチーズケーキも頼んでみた。
これも、、、微妙。

初日のイメージが良かっただけに、結構がっかりしてしまいました。このお店、シチューとかパスタ系が得意なのかも?
デザート頼んだ頃には満席で待っているお客さんもいて、賑わっているお店なのは間違いないのですが。

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