去年から(?)サンティアゴ周辺では髄膜炎菌による乳幼児の髄膜炎が流行っているようで、11月13日から予防接種が始まったとのこと。
主に5種類ある髄膜炎菌のうち、今はやっているのはW-135群とのことで、ワクチンもこれに対応するもの。
サンティアゴやバルパライソあたりではもう始まっていて、12月1日からお隣のAraucania州なんかでも始まるみたいです。
コンセプシオンのあるBioBio州でも12月中には開始できそうとの報道もあって、思ったよりも早くに接種できそう。
ワクチン配布すぐは幼稚園などでの集団接種が基本となりますが、幼稚園に行ってない子たちもそれぞれ病院などで接種を申し込めるみたいです。
頭に関わる病気だけに、死亡率も高いし重い後遺症が残る場合も多いようなので、早くワクチン打てると良いな、と。
なお、チリのその他の乳幼児向け予防接種の種類と接種スケジュールは下の画像の通り。
こちらは外務省のホームページから、日本語に直されたもの。
ヒブワクチンやポリオが義務になってます。なおポリオは生ワクチン。
こちらチリの病院ホームページから。スペイン語なだけで日本語のものと内容は一緒です。当たり前ですが。
また任意接種のワクチン。A,B型肝炎等…。
いまいちチリの予防接種のシステムがわかっていませんが、任意接種のものは自己負担、義務のものは接種費用だけ自己負担、なのかな?